ペタペタおめん

 

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

すうじであそぼう!

ペタペタおめん

 

デザイン:高橋マサエ

おや? いつもとちがう すうじがいっぱい すうじ・ワンダーランド!

MIMOCA開館32周年を記念して、すうじを使った2種類のプログラムを開催。

 

 

 

 

◎ワークショップ「ペタペタおめん」
重なったり、ひっくり返ったり、つながったり。すうじを組み合わせて不思議なおめんをつくろう!

日時:2023年11月23日(木・祝)10:30-12:00
講師:すうじのつぶやき
場所:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 2階造形スタジオほか
対象:小学生以上
定員:各日30名/要申込

主催:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁

 

 


 

 

ペタペタおめん

すうじをあっちこっちに並べて、つなげて、ひっくり返して、重ねて…

すうじを使って遊んでいると、何か顔みたいなものに出会う瞬間がよくあります。その顔みたいなものは顔みたいなものであって、決して顔かどうかはわかりません。

何となく目のようなところがあったり、口のようなところがあったりするから、顔のように見える気がするだけかも知れません。

顔のようなものは、おそらく顔じゃないのですが、だからこそ何かとても意味があるようなものに見えてきて仕方ないのです。

※すうじのつぶやきの作品に意味は、あってもなくてもいいのですが、もし意味があるならそれは感じた人が持っている意味だと思います。

その不思議なすうじの顔みたいなものを使っておめんをつくります。

ペタペタおめんはすうじを組み合わせてできたおめんです。顔に見えなくても、それをかぶればおめんになります。

そこから何か感じたら、それは作った人と何か通じた瞬間かもしれないです。

 

 

おめんをつけて、いつもと違う気分になって、体を動かし、みんなで歩いて開館記念イベントを盛り上げました!!

作った作品で一緒に遊んだり、美術館を使って参加者以外に、すうじの作品をその場で発表する事は今までありませんでした。なのでおめんを着けて館内をみんなで歩き、たくさんの人にお披露目した時に、周りの人の不思議なものを見たような、でもなんだか楽しそうな表情を見て、参加した人から周りの人にも楽しさが伝わっているようでした。面白さの波が少しずつ広がっている様子を眺めていました。

すうじのつぶやきより

 

 

 

撮影:大峯達磨