すうじのつぶやきのはじまり

 

すうじのつぶやきってなに?
すうじのつぶやきのはじまりは…

さんすうや「数字」がキライでした。
小学2年生の九九でつまづいてから。
なので「数字」とは縁がないものだと思ってました。
ところがある日突然「数字」が「すうじ」になったのです。

ふとカレンダーを眺めていると
急に「数字」がぐにゃぐにゃと線や何かの形に変わっていきました。
それが「数字」が「すうじ」になった瞬間でした。
そして「すうじ」がつぶやきはじめたのです。

「すうじ」はにょろにょろと動き、笑ったり、怒ったり、泣いたり、困ったり…
「すうじ」はどんどんつぶやき続けました。
好きなスポーツ選手の背番号や年賀状の「すうじ」もつぶやきます。

そして「すうじ」がつぶやくたびに
なんだかわからないけれど少しあたたかい気持ちになりました。

 そのはなしをそーっときいていると ドキドキ、ワクワク、ウキウキ、たのしくなってきて いまではすっかり「すうじ」となかよくなりました。

これがすうじのつぶやきのはじまりです。

 

すうじのつぶやきってなに?

「すうじ」はかずをあらわしています。

でもこの「すうじ」たちは、なにもあらわしてはいません。

じゆうにうごいて、ならんでみたり、かさなってみたりして みたひとのおもったこと、かんじたことが つぶやきとしてでてきます。

つぶやきは、いろんなひとのぶんだけ いろいろかぎりなくでてきます。

むげんだいです。

 みなさんに、すこしでもこのたのしさが つたわればうれしいです。